それでは降圧剤の種類で例にあげた代表的な降圧剤の副作用を説明していきます。カルシウム拮抗薬は血管を拡張させることで血圧をさげるので、この作用が強くなると頭が重く感じたり・頭痛・顔面紅潮・のぼせ感・熱感などの頭皮や頭の血管拡張作用による症状が出ます。
多くは一過性なので、服用開始直後~数日以内に最も強く感じます。服用を続けていくと次第に慣れてきますがたまに症状がひどい人がいるようです。空腹時に服用すると吸収速度が速いので避けるようにしましょう。
ACE阻害薬での副作用の代表的な症状は咳です。服薬を始めてから比較的早く出ることが多いです。中には数ヶ月くらいしてから咳が出始めることもあるので注意してください。この咳は1日に1~2回程度出る軽い症状の人まで含めるとかなりの多くの人に見られます。この降圧剤を服用していると他の医師に伝えないと風邪や気管支炎と間違えるほどの軽い咳です。しかし咳が続いて我慢できない人は服用薬をかえることをお勧めします。
β遮断薬は心拍数増加・心筋収縮力増強・血管や気管支を拡張させる働きを抑制します。代表的な副作用は脱力感・集中力の低下・不眠・悪夢・不安感などがあります。この薬剤は健康な若い人が服用するにはお勧めできる薬ですが、すでに心臓や肺に病気を持っている人には他の降圧剤に比べ、副作用が生じやすいので注意しましょう。
降圧利尿薬は長期間服用していると合併症である動脈硬化を促進させる糖尿病・痛風などの病気を新たに引き起こす確率が高くなります。これらの病気は自覚症状がないので降圧利尿薬を服用している人は定期的な血液検査が必要になります。
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