処置

軽症の場合

前にも述べたように、135~159mmHg/85~99mmHgの時は軽症の分類になります。

まず頻繁に血圧を測定し普段の血圧を求めましょう。この時血圧が多少高くても気にせず1週間~1ヶ月くらい、なるべく毎日同じ時間帯に続けて測定してください。このようにこまめに血圧を測定し、拡張期血圧が体調の悪いときで約95mmHg・体調が良いときでも90mmHgくらいなら血圧を下げる薬(降圧剤)は服用しなくても問題ないです。

ただ服用しなくても定期的に血圧をチェックして自分自身の平均値からの変動を把握してください。しかし、一生懸命こまめにチェックするのはとてもいいことですが、一生懸命になりすぎて精神的動揺がおこり、普段より高めになってしまい判断を誤ってしまいます。

血圧が上がったと思ったらあわてず、少し時間がたってから測定してみてください。目安としては、拡張期血圧が95mmHg以下ならば3~6ヶ月に1回程度、95mmHg以上ならば1~2ヶ月に1回程度測定するのがよいでしょう。このとき、できるだけ他人に測定してもらったほうが正確にできます。

また軽症の場合、予防すれば平気という考えがでてきてしまいがちですが、高血圧の予防薬は今のところありません。降圧剤は血圧が高いときに使う薬なので予防薬ではなく治療薬なのです。現在病院で降圧剤を使いはじめるタイミングが早まっている傾向があります。軽症のうちに少量の高圧剤で血圧をコントロールできれば、重度になりにくく合併症もおこりにくいのです。

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