漢方は体によさそうで副作用がないと思っている人も少なくないと思います。どんな薬でもなにかしら副作用はあるのです。副作用には大きくわけて3つあります。
1つめは成分に基づいた副作用で降圧剤での質的な副作用とおなじ意味です。2つめは漢方薬の使い方の誤りです。普通の薬剤では主に病気・症状に基づいて処方されています。ですからいったん診断が決まればある程度処方薬もきまってくるのです。
降圧剤といっても何種類もあるわけですが、血圧を下げるという目的は同じです。しかし漢方では高血圧という病気を治す薬はありませんが、自覚・他覚症状から診断・治療大系によってパターン化されています。それは病状の強弱・体力や体質・バランスで決めています。処方する漢方医によって判断するパターンが違うこともありますが、だいたいは診療方針は同じです。
最後は瞑眩(めんけん)という現象です。これは漢方薬を服用した後に症状の悪化としてあらわれますが、反応は一時的でその後は回復に向かうといわれています。人によって苦痛に感じることもありますが、必ずしも起こることではないので状況に合わせて医師に相談することがよいでしょう。
よく起こる自覚症状としては、むくみ・筋力の低下・嘔吐・多尿・などです。他覚症状としては、血圧が逆にあがったり、心電図異常や低カリウム血症が見られたりします。これらの症状は薬に含ませている甘草(かんぞう)という成分であるグリチルリチンにより起こっていると明らかになっています。ですが副作用の発現は予測不可能であるので油断はしないでください。
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