生活環境と高血圧

実際の減塩

一般に個人差はありますが、1日の食塩摂取量6~8gの軽度食塩制限で約20%・食塩摂取量3~5gの中等度食塩制限で約40%の人が血圧を下げることが期待できます。

血圧を下げる目安としては、1日5gの食塩制限を続けると拡張期血圧は10mmHg下がります。ただ食塩を少なくすればいいと思いますが1日3~5gでは、食事を作る時食塩・しょうゆ・味噌などの食塩系調味料をまったく使わない料理でも、だいたいは素材の中に3gくらいは含まれているのです。

調味量だけでなく食材そのものに対しても食塩を気にしなければならないので、いかに食塩制限が難しいかわかります。このように、根気よく食塩制限を行えば血圧が下がる確率は高いですが、これだけでは血圧のコントロールができないのが現状です。

さきほどの成功率のように中等度の人のほうが確率は高いです。軽症の場合、食塩制限はそれほど大変ではありませんが、このような人の場合特に意識しなくても制限できてしまう場合があります。ですので根気よく減塩を行ってほしい人は、すでに降圧剤を服用している人・血圧のコントロールが悪い人です。一緒に食塩制限していただくと、降圧剤の効果が増強しそれにともない投与量の減少、副作用の軽減などにつながるからです。

食塩は塩化ナトリウムという成分で、Na(ナトリウム)を摂取することで塩分を摂取していることになります。スーパーなどで食品を買う時、賞味期限を見る人がほとんどだと思いますが、その食品ラベルの食品添加物のところにナトリウムが含まれているか見てください。

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