いままで血圧にかんすることをお話してきましたが、理解できたでしょうか。難しいこともあったかと思います。普段の生活でも血圧は上がったり下がったり変動があります。ここではまとめとして、日常生活のいろいろな場面における血圧変動について説明します。
まずはみなさん共通する生活風景からです。一般に睡眠中に血圧は低下し、起床~午前中に1日の中で最も上昇します。姿勢としては立ったり座ったりするのに比べ中途半端にかがんだりしゃがみこむほうが血圧は上がりやすいです。
立ちくらみなどで血圧が下がったときにしゃがみこむと気分が回復するのはそのためです。たとえば高血圧の人で、ゴルフのカップインからボールをとる時やトイレの和式のほうを使うと苦痛なはずです。お風呂では急に熱いお湯や冷たい水風呂に入ると温度刺激により、血圧はあがります。
血圧のコントロールが悪い場合や高齢者ではサウナ風呂は控えたほうがいいです。また夏より冬のほうが血圧は上がります。冬は、外は寒いですが建物の中は暖房で暖かいです。建物から急に外にでると寒冷刺激で血圧は上がってしまうので防寒対策は大事です。
次に個人の日常生活で差が出るかということです。前に話した飲酒・肥満などがこれにあたります。そのほかにもいくつかあるので簡単にお話します。喫煙は身体全体に悪影響を与えることが多いですが、タバコに含まれるニコチンは血管の収縮作用があるので血圧は上昇します。また勝負事で負けたときより勝ったときのほうが興奮するので血圧は高くなります。現代社会にとって必要不可欠ですが、自動車を運転するにも血圧はあがるのです。
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