誰でも高血圧という言葉はきいたことがあると思います。カゼをひいて医者に普段の血圧を聞かれることや、病院の待合室でも見かけることも多いです。自分自身や身近な人が高血圧にかかっているなど、よく知られた病気であるのです。しかし、血圧・高血圧という言葉を知っていてもどんなものかは知らない人も多いかと思います。
高血圧は加齢とともに発症頻度が増え、50歳を過ぎると約3割・70歳を過ぎると約半数に見られるようになり、現在は日本全国で2000万人以上の人が高血圧に悩まされているといわれています。さらに日本は高齢化社会を迎えており、疾患率は増加傾向にあります。
高血圧は1度発症すると風邪などとは異なり、自然治癒する病気ではありません。さらに1度発症するとすぐには治らず、かなりの長い期間血圧の管理が必要になっていき、一生高血圧と付き合わなくてはならない人も多いです。糖尿病や痛風などと同じ慢性疾患といいます。日本人の死亡原因の1位はがん・2位が心疾患・3位は脳血管疾患です。この2位と3位は高血圧が深くかかわってきます。また高血圧を放っておくと動脈硬化を促します。
なかなか治らない・発症頻度が高いなど聞くと深刻に考えてしまいがちですが、決して難しく考えないでください。現代の医学では診断・血圧のコントロールは簡単になってきています。生活習慣病というように日常生活の乱れは高血圧に大きく関わってきます。重要なのは、患者さん自身が信頼できる医師に出会い、ただしい知識をたくわえ、自分で管理できるということなのです。また"高血圧"という1つの疾患にもさまざまな解決法があります。患者さんが医師のアドバイスに耳を傾け、高血圧のリスクを理解し、自分にとっての治療法の組み合わせを選択するのです。それによって心臓・血管障害や動脈硬化などの合併症の発生を未然に防ぐことができます。
自分はまだ若いって思っている人も、あと数年たてば高血圧にかかっている可能性は十分にあります。高血圧と付き合い、自分の管理をできるように必要な知識をまとめ、今現在高血圧にかかっている人も、まだかかってない人も理解を深めましょう。
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